「ap bank fes'08」
7月20日、2日目“FM802 DJ 加藤美樹”小田さんへのインタビューです。
加藤:ap bank fes Liveを終えたばかりの小田和正さんの楽屋へお邪魔しています。
加藤:お久しぶりでございます。お疲れ様でした。
小田:はい、どうも。
加藤:あの、先ずは、ライブの感想をお願いします。
小田:感想はねぇ、ご覧になった通り、いっぱい段取りを間違えまして...。
加藤:段取り間違えたんですか?
小田:違ったうえに、まえ出てったら、あんなにたたかれたりすると思わなかったから、どこへいってるのかわかんねぇ~し、ぶち壊しましたね私が...。
加藤:そんなことはないですよ。
小田:いぇいぇいぇ~笑。
加藤:とても楽しかったです。
小田:楽しけりゃいいんですが。
加藤:もう、いっぱい間違いちゃったって、言わなければ分からなかったのにと思いますよ。正直ですよね。
小田:良心が痛むんですよ(へっへっへぇ)
加藤:うふふふぅ~、そして、出てこられて“YES-NO”からはじまりましたけれども、30年前に書いた曲と仰っていましたが、30年経って“つま恋”で、今日歌われて如何でしたか?。
小田:その“YES-NO”の陰も形も知らない人たちが、ほとんどだからね。そうなのかなぁ~みたいなね(笑)。
加藤:うふふふぅ~ん!
小田:まぁ、ステージで言ったように“君を抱いていいの~”なんて、いい歳をしてみたいな、そういう思いはどっかに、あの、いわらたかなぁ~みたいな、遥か遠い昔に、なんか夢のような、ある日、ほんとに、そんなことあったかなぁみたいな思いに...。
加藤:それは、歌いながら思いだされたんですか?
小田:たいたい、よく思い出すんで、だから集中しなくて、間違ったりすんだけど・・・笑。
加藤:うふぅふぅ...
小田:うっふぇっへぇ~。
加藤:そんな思いもありながら、えぇ~「ラブ・ストーリーは突然に」で、先ほども仰っていましたが、ステージから下りて走ってしまいました。あれは、あの~ご自身のツアーとかではね、また、あたり前のように走られて、ステージ、観客席、の中でも出て来ますが、あっ、あと、お客さんにマイク向けたりしますけれども、今日もやりましたね。
小田:えっ、あれ、去年、おととし出た時に、飛び降りたらまずいだろうなぁ~って思って、だいたい、高いでしょ、ずいぶん高いでしょ、そして、おととしでてった時に、ちょうど手ごろな足場があったから、気がついたら飛び降りていたんですよ。
加藤:計算していたわけじゃないんですね。
小田:じゃないんですよ。それで、おととしね。
加藤:はい、おととしね。
小田:そしたら、結構引っかきまわして、引っかきまわすの結構おもしろいから、あぁ、おもしれいなあ~と思って、今年もやっぱり、みんな飛び降りるかなと思ってんなら、飛び降りようと思って、そしたら、昨日、ASUKAから伝言で、ASUKA飛び降りたんだって...。
加藤:そうなんです。
小田:「さしておもらいました」みたいな伝言で、どう飛び降りたのか知らないけど、じゃ~それを上回らなくちゃいけないなあ、と思って(えっへへぇ~)どうしたらいんだろう?とか思いまして、その様子見て無いし、出来るだけ遠くへ行ってやろうと思って、遠くへ行ったらどんどん手がのびてきて、なんかもう、演奏にも歌にもならねぇし、まあ、ちょっと失敗したなあと思ったけど、今度、帰らなくちゃいけないし、まあ、なんとかね。戻って来ましたけど、もう、疲れちゃってさあ。
加藤:いやぁ~、ほんとに楽しかったですね。
小田:楽しきゃいいですけどね。
加藤:あの、ご自身のツアーだと、マイクを向けるとみんな歌うんですけれど、みんなマイクに手がのびてまいました。
小田:そうそうそう、マイク持つんだもの、なにを勘違いしてんのか(ふっふっふぅ~)
加藤:小田さんらしい、ちょっとやんちゃなステージを見る事ができました。私たちも、うれしかったんですけれどもね。
小田:スタッフは、迷惑だったと思いますけど...
加藤:いぇいぇいぇ...笑。
小田:転んでる奴、カメラマンふたりぐらいいたもん(声をだして笑う小田さん)可哀そうに!(楽しそうですよ小田さん)
加藤:後ろ、一生懸命追いかけてましたからね。
加藤:うふふぅ~、小田さんのスタッフは“あ、あ、あって、にこ、にこ、してました(強調)けれども、因みに、ASUKAさんは反回転するようにして、なんかね、凄い器用に測定するような感じで下りたんですよ。
小田:あっそう、えっ、練習して来たんだろうね。
加藤:うふっ、ふふふぅ。
小田:歌ってるとことで?飛び降りる時に?
加藤:飛び降りる時に。。。
小田:それは、甚だ危険ですね。
加藤:えぇ、あの、甚だ危険でしたが、華麗でしたね。そこでは大丈夫だったんでけれど、そのあと...
小田:あっ、そう。
加藤:ちょっとつまずいたりもしましたが・・・はい。
加藤:しかし、この二日間で、大御所のアーティストふたりがステージから下りましたけれども、他は下りていませんよ。