明治安田生命 presents 小田和正コンサート「その日が来るまで」

2011/02/10

FM802 インタビュー

     「ap bank fes'08」

7月20日、2日目“FM802 DJ 加藤美樹”小田さんへのインタビューです。

加藤:ap bank fes Liveを終えたばかりの小田和正さんの楽屋へお邪魔しています。
加藤:お久しぶりでございます。お疲れ様でした。
小田:はい、どうも。
加藤:あの、先ずは、ライブの感想をお願いします。
小田:感想はねぇ、ご覧になった通り、いっぱい段取りを間違えまして...。
加藤:段取り間違えたんですか?
小田:違ったうえに、まえ出てったら、あんなにたたかれたりすると思わなかったから、どこへいってるのかわかんねぇ~し、ぶち壊しましたね私が...。
加藤:そんなことはないですよ。
小田:いぇいぇいぇ~笑。
加藤:とても楽しかったです。
小田:楽しけりゃいいんですが。
加藤:もう、いっぱい間違いちゃったって、言わなければ分からなかったのにと思いますよ。正直ですよね。
小田:良心が痛むんですよ(へっへっへぇ)
加藤:うふふふぅ~、そして、出てこられて“YES-NO”からはじまりましたけれども、30年前に書いた曲と仰っていましたが、30年経って“つま恋”で、今日歌われて如何でしたか?。
小田:その“YES-NO”の陰も形も知らない人たちが、ほとんどだからね。そうなのかなぁ~みたいなね(笑)。
加藤:うふふふぅ~ん!
小田:まぁ、ステージで言ったように“君を抱いていいの~”なんて、いい歳をしてみたいな、そういう思いはどっかに、あの、いわらたかなぁ~みたいな、遥か遠い昔に、なんか夢のような、ある日、ほんとに、そんなことあったかなぁみたいな思いに...。
加藤:それは、歌いながら思いだされたんですか?
小田:たいたい、よく思い出すんで、だから集中しなくて、間違ったりすんだけど・・・笑。
加藤:うふぅふぅ...
小田:うっふぇっへぇ~。
加藤:そんな思いもありながら、えぇ~「ラブ・ストーリーは突然に」で、先ほども仰っていましたが、ステージから下りて走ってしまいました。あれは、あの~ご自身のツアーとかではね、また、あたり前のように走られて、ステージ、観客席、の中でも出て来ますが、あっ、あと、お客さんにマイク向けたりしますけれども、今日もやりましたね。
小田:えっ、あれ、去年、おととし出た時に、飛び降りたらまずいだろうなぁ~って思って、だいたい、高いでしょ、ずいぶん高いでしょ、そして、おととしでてった時に、ちょうど手ごろな足場があったから、気がついたら飛び降りていたんですよ。
加藤:計算していたわけじゃないんですね。
小田:じゃないんですよ。それで、おととしね。
加藤:はい、おととしね。
小田:そしたら、結構引っかきまわして、引っかきまわすの結構おもしろいから、あぁ、おもしれいなあ~と思って、今年もやっぱり、みんな飛び降りるかなと思ってんなら、飛び降りようと思って、そしたら、昨日、ASUKAから伝言で、ASUKA飛び降りたんだって...。
加藤:そうなんです。
小田:「さしておもらいました」みたいな伝言で、どう飛び降りたのか知らないけど、じゃ~それを上回らなくちゃいけないなあ、と思って(えっへへぇ~)どうしたらいんだろう?とか思いまして、その様子見て無いし、出来るだけ遠くへ行ってやろうと思って、遠くへ行ったらどんどん手がのびてきて、なんかもう、演奏にも歌にもならねぇし、まあ、ちょっと失敗したなあと思ったけど、今度、帰らなくちゃいけないし、まあ、なんとかね。戻って来ましたけど、もう、疲れちゃってさあ。
加藤:いやぁ~、ほんとに楽しかったですね。
小田:楽しきゃいいですけどね。
加藤:あの、ご自身のツアーだと、マイクを向けるとみんな歌うんですけれど、みんなマイクに手がのびてまいました。
小田:そうそうそう、マイク持つんだもの、なにを勘違いしてんのか(ふっふっふぅ~)
加藤:小田さんらしい、ちょっとやんちゃなステージを見る事ができました。私たちも、うれしかったんですけれどもね。
小田:スタッフは、迷惑だったと思いますけど...
加藤:いぇいぇいぇ...笑。
小田:転んでる奴、カメラマンふたりぐらいいたもん(声をだして笑う小田さん)可哀そうに!(楽しそうですよ小田さん)
加藤:後ろ、一生懸命追いかけてましたからね。
加藤:うふふぅ~、小田さんのスタッフは“あ、あ、あって、にこ、にこ、してました(強調)けれども、因みに、ASUKAさんは反回転するようにして、なんかね、凄い器用に測定するような感じで下りたんですよ。
小田:あっそう、えっ、練習して来たんだろうね。
加藤:うふっ、ふふふぅ。
小田:歌ってるとことで?飛び降りる時に?
加藤:飛び降りる時に。。。
小田:それは、甚だ危険ですね。
加藤:えぇ、あの、甚だ危険でしたが、華麗でしたね。そこでは大丈夫だったんでけれど、そのあと...
小田:あっ、そう。
加藤:ちょっとつまずいたりもしましたが・・・はい。
加藤:しかし、この二日間で、大御所のアーティストふたりがステージから下りましたけれども、他は下りていませんよ。




小田:そうですか。
加藤:さぁ、ミスターチルドレンの“ノーバディーノーズ”(Tomorrow Never Knows)まあ、これが、クリスマスの約束で、最初にひとりで歌われてからだと思いますけれども、今日、一緒に歌ってみて、大きなステージの共演は如何でしたか?
小田:まあ、その、歌うこと自体はいいんだけど、やっぱりその、自分としては、ステージのモニター環境みたいなことが、ちょっと、凄く歌い難かったりしたんで、まあ、そこんとこ乗り越えなくちゃいけなかったんだろうけど、中々、でも、ふたりでのリハーサルで、最初はあいつがコーラス“ダァダァダァ~”といいうところを“ダァダァ~ダ”みたいなコーラスで歌ったから、お前、この曲はサビはユニゾンで全部歌おうよって言って、賛同してもらって、じゃ~全部ユニゾンでの方がなんか男っぽい感じの、そいう思いはまぁ、果たせたかっちゅうの。
加藤:あの、私、今“ノーバディーノーズ”っていいましたね。ごめんなさい。“Tomorrow Never Knows”失礼致しました。
小田:私も、全然気付かずに...(小田さん、おとなだぁね、素敵♪)
加藤:いいぇ、とんでもないです。
小田:平気で・・えっへっへぇ~、答えてしまいまましたが・・・笑。
加藤:ついつい、言ってしまいましたが、あの~そのあと“たしかなこと”の最後なんかでも、ふたりだけで声を重ねて、後ろに、柳さんのドラムが少しかすかに入ってるぐらいで、あれは素晴らしかったですね。
小田:よかったよねぇ。
加藤:あれは結構リハーサルから、ちょっと「鳥肌もん」だったですけどね。
加藤:あれは、一緒に作り上げたんですか?
小田:やっぱり、その、素になろうとふたりで、それはおととし、あれは作ってたのにやらなかったから、その恨みもあった。ん...きょねんやれなかったからね。
加藤:あの、小田さんから見て、ボーカリスト櫻井和寿さんは如何でしょうか?
小田:いや、素晴らしいじゃないですか、だれの曲も自分の曲に、まあ、誰の曲も自分の曲にしてるっていうよりも、その曲の持ってる意味合いをしっかり表現しょうという人なんだと思うよ。
加藤:そして、先ほど、ap bank fesで毎日bank bandの締めとして歌う「緑の街」小田さんの曲をbank bandが歌ってましたが聴かれましたか?
小田:聴きました。それで.....行ってね。あの、やるって聞いたから。うちになんか、なんだってけな、ストリングスのスコアみたいなないかみたいなことを言われたし、どっかで一回だけやるのかと思ったら、毎日やるっていういから、ほんとはリハーサルの時に、東京のリハーサルね。行って聴かしてもらおうかなって思ったけど、あっ、まあ、本番でその現場で聴いたほうがねぇ、やっぱり、感じるものがあるだろうと思って。
加藤:一緒に歌うのかなあ~って思ったんですけどね。
小田:んで、歌わしてくんないのね。えっへっへぇ~笑。
小田:いやぁ~、彼がひとりで歌うのはいいんじゃない。やっぱり、彼のニュアンスで、途中で変わるとニュアンスが変わるからね。
加藤:最近は、小田さんの曲を、ほんとに多くのアーティストが歌ってると思うんですけど、それを聴かれるのは如何ですか?
小田:そえれはねぇ、とっても・・・やっぱり、自分では、ひとつひとつの曲に思い入れがあるし、この曲のここが“素敵だなあ”みたいな(笑)自分なりに思ってる部分があるわけで、それを気がつく人がいるからピックアップするんだよ、と思うんだ。
それが、とっても自分はしわせなことだと...“あっ、気がついてくれたんだ”野に咲く小さな花をねぇ。そぅ、みんなからみるとそんなふうにはとても思わないかも知れないけど。。。
自分は“あっ、気付いてくれていない”だろうなって思うようなものを「言葉にできない」にしてたってそうだからね。今は、なんかあたり前みたいだけど、やっぱり誰かが気付いてくれる人がいて、そしたら、また、こんな曲も聴いてくれていたんだみたいな思いは、一生懸命作って良かったなって思う。
加藤:今日もですね、小田さんの時になったら、女性のアーティストほとんど外へ出てきて、一緒になって見てました。明日出演される“平原綾香さん”もいらしたし“一青用さん”とか“ありゅうさん”とか“中村中さん”とか、みんな揃って、あと“広瀬香味さん”は一緒に歌ってました。うぅん。
小田:なにをやるんだろうと思い、なにを喋るんだろうと思い...。
加藤:歌を凄く楽しんでるみたいでしたけれどもね。楽屋裏で交流とかはされたんですか?
小田:さっき食堂で、あの、いろいろ、あの“よろしく”って言われて「どうしたらお近づきになれるんですか?」って言うから・・・広瀬さん。ねぇ!あの人、おもしろね!!(笑)。
加藤:うん、うふふぅ~ふぅ~、楽しい。MCお聞きになっ?(小田さんの笑い声)“冬の女王”って仰ってましたけれどもね。(広瀬さんのこと)。えぇ...はい、さぁ、小田さんのことなんですけれども、長いツアーも後半に入りましたね。
小田:もう、入りましたね。2/3近く終わったんじゃないですか。
加藤:ねっ、あしたも京都で・・・
小田:あっ、明後日です。
加藤:明後日、明後日京都ですけれども、はい、大阪にいらした時は802にもいらして下さいね。
小田:そうですね。
加藤:この前ね、ご当地で南森町までいらっしゃいましたよね。
小田:はい、南町ってどこ?
加藤:あの商店街です。あの天神橋筋商店街です。
小田:あぁぁ~ぁ、ぁのね。あっ、そうそう。
加藤:あの上が802ですから...。
小田:うえ?
加藤:はい。
小田:あぁ~横でてね。
加藤:すぐ上まで来ていただければ、みんな待ってますから・・・。
小田:はい、あぁ、はい。
加藤:やくそくですよ。
小田:はい、はい。
加藤:長いツアーも、がんばって下さい。
小田:がんばります。
加藤:はい、今日はどうもありがとうございました。
小田:はい。
加藤:小田和正さんでした。
小田:はい、どぅ~も。


DJの加藤美樹さんが、最後のひとり言で「まあ、まあ、これがなんと、やんちゃなライブで・・・楽しかったです」と仰ってお別れです。

ap bank fes'08 公式サイトReportへ】☜小田さんが出演された二日目の詳細ご覧になれます。

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