明治安田生命 presents 小田和正コンサート「その日が来るまで」

2011/02/16

父と娘

昨日は「St. Valentine's Day」外国では、恋人たちが愛を誓う日とされているようですけど、なぜか日本はチョコレートで「愛の告白」をする日なんて言われて久しいですよね(笑)。
日本の場合「流通業界、製菓業界」の「販売促進」のために広められたとも言われていますけど。。。
楽しい事はいいことですから・・・いいんですけどね(笑)。


で・・・娘にチョコレートをもらって嬉しそうにしている夫、微笑ましい我が家の光景でした❤
子どもが小さい頃、一緒に作って楽しんだ思い出はありますけど、夫にチョコを渡すなんてことを忘れてしまった古女房の私。。
勿論、古亭主も期待なんてしてないと思いますけどね(笑)。


家族を大切にしてくれていることは知っているけれど、一に仕事、二に仕事、三も仕事の夫、殆ど家に居なかったのです。
仕事が楽しくて?と言うより好きだったみたいです。
仕事の場合、頑張れば頑張っただけ、必ず結果として残るからだと思うけど。。。


そんな夫の体を蝕んでいた病気に気がついたのは2005年の暮れだった。
体調の異変に驚いた夫、即、病院へ。。。
いろいろな検査の結果、血液の病気と診断をされて、がっくりして帰宅した夫の姿に、掛ける言葉が見つからなかった。
その時から・・・病気との共存がはじまった。。。


「闘う」とか「がんに勝つ」なんて言葉は使いたくないとし「がんばれ」とも言い難い、がんばったら治るものでもない訳だから・・・。
現代医学と精神力(負けない力)に全てを託して・・・そんな気持ちだった。
翌年から始まった治療、抗癌剤投与でずたずたになってゆく体、薬の強さに体がついて行かない頃、心も崩壊しそうなる。


そして・・・
治療と平行して、別の癌が見つかる。
要するに転移ではなく「多重がん」という診断を、即、腎臓に出来た癌の摘出手術を行ったが・・・がんは完治せず現在も治療中の夫。
元気な頃と違って・・・家族の大切さと優しさを人一倍感じてくれている気がします。


どちらかというと、娘の性格は夫に似ているのかな?って思うこと多いですけど、時々、私の部分も見えてくる(笑)。
感染予防のために家から出られない夫、娘との会話を楽しんでいたりしている姿を嬉しく思う。
私の留守に「もしも、お父さんが死んだら・・・お母さんを頼んだよ」と、娘に言ったそうですけど、頼りない妻で母ですみませんって感じです(笑)。
昨日も、娘が「お母さん、言うこと聞かないと歳とってから知らないよ」と笑うけど・・・偉そうにね(笑)。


なんだかね、そんな会話が嬉しいなぁ~って思う私。。。
いつもpositiveな夫と娘に、頼りない母は助けられている気がしてならない。そんな私もかなりpositiveなんですけど・・・。
夫に言わせると・・・それは、お・ば・かって言うの~とひと言。。。
弱音を決して言わない夫だからこそ、私に出来ることは・・・いつも一緒にいることだけ。。
どんな時も寄りそって・・・二人三脚で、一日でも多く歩いていれたらいいなぁ~って今は思う。


夫の大好きなグラタンを作ったバレンタインの日(子どもみたいな食事(笑)















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